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Channel: 洋楽曲・アルバム –元ネタ・由来を解説するサイト 「タネタン」
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Whatever(OASIS)の元ネタ

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『Whatever』はイギリスのロックバンド・OASISのシングル曲。日本ではソニー・VAIO、トヨタ・マークXジオ、アサヒ・オフ、ファミリーマート30周年記念などのCM曲で使われたことがある。

リリース時期は1stアルバム『Definitely Maybe』と2ndアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』の間であるが、どちらのアルバムにも収録されていない。3枚目のベストアルバム『Time Flies… 1994-2009』に収録。

Whatever(OASIS)の元ネタ

『Whatever』の冒頭のメロディは、イギリスのミュージシャン/コメディアンのNeil Innes(ニール・イネス)が作曲した『How Sweet To Be An Idiot』が元ネタになっている。元ネタにしているのは冒頭のメロディだけで、それ以外の部分は作曲したノエル・ギャラガーのオリジナル。

『How Sweet To Be An Idiot』

『Whatever』

盗作で訴えられる→和解

現在、『Whatever』のクレジットには、元ネタとなった『How Sweet To Be An Idiot』の作曲者であるニール・イネスの名前が記されているが、本曲がリリースされた当初はクレジットされていなかった。

もともとは『Whatever』に元ネタ曲があることが公表されていなかったが、OASISはニール・イネスが所属するレコード会社から盗作で訴えられてしまう。訴訟の結果、両者は和解。以降、ニール・イネスの名前が『Whatever』の作曲者のクレジットに記されることとなった。

ニール・イネスは自身のバンドThe Rutles(ザ・ラトルズ)の楽曲『Shangri-La』の冒頭で『Whatever』を引用している。

『Shangri-La』


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